知って得するマナー
あなたは、これで好感度UP!

入室のマナー編


《訪問先での姿勢・歩き方》
●正しい姿勢
歩く時も座る時も、背筋をきちんと伸ばすことによって訪問先の人たちに好印象を与える。
猫背だと、だらしないと思われるので注意。

●正しい歩き方
訪問先の社員が往来する廊下では、中央を歩かずにやや端よりを歩く事。
当然ですが、歩きながらの喫煙やガムを噛むのは厳禁。

●おじぎ・あいさつ
商談相手の方にまっすぐ視線を合わせ、普通の歩幅で近づく(途中、社内の人の机の横を通る場合等には、軽く会釈をしてから通る)相手の前に来たら「○○会社の△△です。
お忙しいところお時間頂いて申し訳ありません(ありがとうございます)」等のあいさつをする。

●ドアの開閉のしかた
応接室に着いたらまずドアをノックして、返事を待ってから開ける。
「失礼します」と言いながら室内に入り、ドアノブを押して入室。
部屋の内側ノブを右手に持ち替えて、そのまま右手で静かに閉める。
この時、後ろ手にドアを閉めないように心がけるようにすること。

●入室後の作法
応接室に入ったら、入り口に近い下座の位置に立つ。
着席は、先方が「どうぞ、おかけください」と言ってから。
ハンドバッグや手荷物をテーブルの上に置くのはタブー。
小さなバッグはイスの上、大きめの荷物は足元などなるべく先方から目立たないところ
に置こう。そして、すみやかに本題に入り、だらだら時間を取るのはやめよう。


退室のマナー編

●退室を告げるタイミング

用件が済んだら、タイミングのよいところで切り上げたいものです。しかし、そのタイミングがなかなか難しいものだ。
「あっもうこんな時間ですね」と話が一段落した時にさりげなく告げるのがベストのタイミング。
お茶を出された時や、話が盛り上がっている時に突然切り出すのは相手に失礼なので気をつけよう。

●おじぎ・あいさつ
先方は、わざわざ忙しい時間を割いて会ってくれているので「本日はありがとうございました」「それでは失礼します」「今後とも何卒宜しくお願いします」等、お礼や挨拶をきちんとしよう。

●ドアの開閉のしかた
お辞儀をしてドアの前まで進み、振り返って改めて退室のお辞儀をする。
室外にでたらもう一度ドアを開けたまま振り返り、「お邪魔いたしました(ありがとうございました)」と言いながら会釈をして静かにドアを閉める。

●退室後の心がけ
退室後、室外に出ても他の社員から見られてる事があるので、ほっとして態度や表情を変えないように気を付ける。
帰りの際にも、周囲の人や受付の人には、きちんと挨拶をしてから失礼する。
忘れ物を慌てて取りに戻ったり、届けてもらう事のないように最後まで気を付けるようにする。